VRアプリ開発メモ

実質2日間でOculusRift(DK2)対応のコンテンツを作っていました.

このレベルなら文系の私でもモデリング含めて2日(徹夜なし)で作れるので,卒研とかはこんなレベルじゃダメですよ〜

(ていうか,そもそも組み立てただけで研究でもなんでもない,,,)

そもそもOculusって何かってっつーと,PSVRのようなものです.

 

Oculus Riftはコケられない、だから値段も高くなる|WIRED.jp

製品版「Oculus Rift」の予約受付がはじまり、その価格の高さに驚いた人も多いだろう。しかしソニーやHTCといった手ごわいライヴァル企業と競わなければならないOculusにとって、いちばんの問題はその価格ではないようだ。

LINK: wired.jp/2016/01/11/oculus-rift-price/

 

このOculus社がDK1を出したのはずいぶん前です.当時は衝撃でしたね.私はジェットコースターで酔ってOculusは触らないことにしました.

でもこのあたりの衝撃が現在のVRブームを作ったとも言えます.

さて,このVRコンテンツ,作るのは超簡単です.

どのくらい簡単かというと,ドライバなどインストールしてれば,見るだけなら3分くらいで作れます.

研究室に前の住人が残しておいたエアロバイクがあったので,ちょいと分解.データが取れそうでした.

そこで,,,,

Arduinoでちょいちょいといじって,

bike1

こんなものができました.

八事の空を空中散歩♪

オーキャンで高校生が絶叫していました〜(それを見てる方が楽しい)

bike2

センサのデータ変換にはAruinoを使っています.

 

今回書いたプログラムは全部で200行以下です.

そのうち,エアロバイクのセンサをArduinoからシリアルで送るプログラム

unsigned long mytime = 0;
unsigned long hittime;
unsigned long duration;
boolean sensorBool = true;
int input_value;

void setup(){
Serial.begin(9600);
mytime = millis();
}


void loop(){
 input_value = analogRead(3);
if(sensorBool == true){
if(input_value < 200){
 sensorBool = false;
hittime = millis();
duration = hittime - mytime;
mytime = hittime;
send();
}
}else if(!sensorBool){
  if(input_value > 500){
    sensorBool = true;
  }
}
  
}

void send(){
Serial.println(duration);

}

これをUnityに送って,コースのスプラインを走るだけです.

うん,簡単ですね.

Unity側のプログラムは別記します

なお,数値変化をやさしくするために,

Mathf.LerpUnclamped

を使っています.

Mathf.Lerpでもいいのですが,これは0から1でしか動作しません.

Splineは0(始点)から1(終点)で動くので,1を入れると1周します.Mathf.Lerpですと,1周しかしません.

Mathf.LerpUnclampedにすると,1を越えても数値補完してくれるので2周3周したいお客さんがいるときにも対応できます.

もちろん,適宜データのリセットは大事ですが,,