簡単なゲームにしてみる(2)

効果音をアサインする

  1. 音再生の準備をする
  2. scriptを選択Component>Audio>Audio Source を選択する
  3. scriptAudio Sourceが追加されます
  4. Audio Sourceは音再生装置と考えてください

myFishを少し改造する

  1. myFishを選択し,Component>Physics>sphereColider(当たり判定用球)を追加する
  2. edukitの中のhitObjSendermyFIshにアサインする
  3. このスクリプトはプレーヤー(myFish)に,当たったColliderが何なのかを,scriptに送るプログラムである
  4. 追加したコライダのisTriggerにチェックを入れる
  5. edukit内にあるArrow2PrefabをmyFishにアサインする
  6. ゲームを再生し,エサが自動向かい,音が出るか,時間表示は適切かなどを確認する
  7. Arrow2の矢印表示スクリプトは以下のサイトのスクリプトを参考にしています
    http://beatdjam.hatenablog.com/entry/2014/10/22/032751

シーン遷移の準備

  1. File>Build Settings… を選択
  2. Add open sceneをクリックし,ビルドするシーンの一覧に現在のシーンを追加する
    buidset1
  3. edukit内のopとendも追加し,edu/opのシーンが最上段にくるようにドラッグして移動させる
    build2
  4. BuildeSettingsのウインドウを閉じたあと,シーンを保存しておく

シーン遷移情報の設定

  1. edukit内opを開く
  2. opScriptを選択し,メインシーン名にゲームのメインシーン名を入力する(各自異なるので注意.画像例は02)
    opscne
  3. 保存し,ゲームを再生してみる
  4. ゲームスタートボタンが押せない場合、Canvas展開しsetsumeiPanelオフにするか(説明文が書けない),setsumeiPanelとその子のsetumeiのRaycast Targetをオフにする(パネルを残してマウスクリックを無視する設定)

レベル調整

  1. 何度かテストプレイし遊びやすく調整する
  2. また,プレイしたことのない人に遊んでもらい,難易度を調整すること
  3. オープニング→ゲーム→エンディング と1周する状態になりバグも出ないようであればビルドを実行する
  4. File>Build SettingsでBuild Settingsの画面を開き,Buildをクリックする
  5. 保存先を設定すればビルドが開始される
  6. ビルドが成功したら,早速アプリを実行してバグがないか確認すること
  7. 時間が0秒以下になってもゲームできてしまうバグを修正できる場合は修正してみること(ヒント
  8. Mulitipurposeカメラのpivotの位置などを修正しプレイしやすくする

提出について

  1. ビルド後,Mac版は1つのファイルが作成されるが,Windows版はアプリとそれが使用するファイルの入ったフォルダが作成される
  2. 提出時の際Windows版はアプリとそれが使うフォルダの3つを提出する必要があるので注意(Windows ではアプリケーションのすべてのリソースを含む Data フォルダーと共に実行可能なファイル (.exe) とdllファイルが生成されます)
    公式サイトにはまだ掲載されておりませんのでご注意ください

どのようなゲームにしますか?

  • 楽しい空間にすることはもちろんのこと
  • オリジナルのエサをMayaでモデリングする(テクスチャも)
  • エサとなる小魚をモデリングし,泳がせておいかける
  • 照明や地形や空気感にこだわる
  • オンライン対戦仕様に変更する
  • 魚以外のキャラクタも登場する
  • etc,,,,

簡単なゲームにしてみる(1)

概略

  • 複数シーンをまたぐゲーム化をおこなう
  • 今回は作成手順を理解するため,スクリプトは提供されたものを使用する
  • 画像等は古いものを使っている場合がある
  • 今回は指定個数のエサを何秒間でとることができるかを競うゲームとします

準備・パッケージの読み込み

  1. スクリプトなどが入ったedukit3.unitypackageをダウンロードする(ダウンロードはここから)
  2. Assets>ImportPackage>Custom Package… でダウンロードしたパッケージを読み込む
  3. Asset内にedukit3というフォルダが作成される

タグの準備

  1. Hierarchy内にある適当なオブジェクトを選択する
  2. InspectorのTagをプルダウンし,AddTagを選択する
  3. pointObjをというタグ追加する
    addtag2

スクリプトを空のオブジェクトに配置する

  1. Gameobject>Create Empty で空のオブジェクトを作成し名前をscriptにする

  2. Asset内にある(さきほど読み込んだ)Edukit>myQuest をscriptにアサインする
  3. baitPrefabbaitObjにアサインする(魚の下の矢印画像は後で表示できます)
  4. edukit3の中にあるSEフォルダを展開し,効果音をアサインする(画像参照)
  5. その他の数字も設定する
  6. ※時間がマイナス秒になっても動作するのは仕様です(追記)

解説

  1. GameObjectにどんなコンポーネントをアサインするかでそのオブジェクトの性質が変わる.カメラコンポーネントをアサインすればカメラに,Meshfilterをアサインすれば3Dオブジェクトに,今回はスクリプトだけをアサインしている
  2. この「空のオブジェクト」は便利な入れ物と考えてよい.CGソフトではNullや,ロケーターと呼ばれている

UIprefabを配置する

  1. Asset内にある(さきほど読み込んだ)Edukitの中のUIprefabをヒエラルキーにドロップする
  2. UIprefabを展開し,timeTextとnokorisuをmyQuestの該当の箇所にドロップする
  3. エンディングシーン名も指定する
  4. なおUIについてはこちらも参考に

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