Maya復習ーその2

ここではMayaのマテリアル設定の復習をします.1年次では実習していないプロシージャルテクスチャ(計算で生成したテクスチャ)を,木目で使用します.

マテリアル設定やレンダリングの設定について忘れてしまった方は,少し古いレジュメになりますがこちらを参考に.

 

  1. ウィンドウ>レンダリングエディタ>ハイパーシェード を表示させる
  2. ハイパーシェードの 作成>マテリアル>Phongシェーダを選択 これでPhongのマテリアルが作成される
  3. 作成されたPhongマテリアル(Phong1など)を選択し,アトリビュートエディタのカラーの右にあるチェック模様のボタンを押す
  4. レンダーノードの作成 ウィンドウが現れるので,木目を選択
  5. アトリビュートエディタが木目のプロパティ画面になるので以下のように設定
  6. もしも,木目のプロパティ画面に移行できなかった場合,作成したPhongを選び,チェック模様だったところが右向き三角になっているのでそこをクリックすると木目編集画面へ移行する
  7. 次に作成したPhongを選択し,アトリビュートエディタのスペキュラーシェーデイングの項目を調整する
  8. このPhongマテリアルを座面にアサインする(マウス中ボタン+ドロップ)
  9. もしも木目がビューに表示されていない場合は,各ビューのテクスチャ表示をONにする
  10. 次にパイプのマテリアルを設定をする.ハイパーシェードの 作成>マテリアル>Phong を選択
  11. 新しくPhongマテリアルが作成されました.スペキュラを調整し,グレーのペンキが塗られた脚にする
  12. 本来は脚の先端が黒いのですが,そこは割愛
  13. レンダリングして完成(アンビエントライト,エリアライトを使用)
  14. レンダリングした画像を保存し,提出のこと.画像の保存方法は,レンダービューファイル>イメージの保存の,,
  15. ファイルの種類JPEGか,PNGを選択し,ファイル名を入力して保存を押す.
  16. なお保存した場所を覚えておくこと.通常はプロジェクトファイルのImagseなどに保存される.

Maya復習ーその1

Mayaの復習

Mayaの復習をしましょう.以前のレジュメも参考にしましょう.

【2019年度変更箇所】

デフォルトのレンダラーはArnoldになっていますが,Mayaソフトウェアでかまいません.

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ここではアトリエにありそうな丸椅子を作ります.

プロジェクトを作成しましょう.次に,ポリゴンの円柱を作成します.正確なサイズで入力したい場合には,を選びプロパティを表示させる習慣をつけましょう.

Mayaはデフォルトで1ユニット1mと換算します.Unity等で読み込む場合は,このスケールが反映されます.

椅子の作成

  1. 作成>ポリゴンプリミティブ>円柱□
  2. 作成したい椅子の座面の直径を300mm(r=150),厚みを30mmに設定します(下図参照)
  3. 作成を押します
  4. 次に,脚の円柱を作成します.直径は25mm長さは450mm
  5. 床面に設置する部分を丸めてみましょう.円柱最下部のエッジを選択(エッジ選択はこのページの17番参考)し,メッシュの編集>ベベル>□ を選択します
  6. ベベルの設定を下図のようにしてベベルをクリック
  7. アトリビュートエディタをひらき.脚を10度だけ傾けます(作例ではZ軸を-10度傾けています)
  8. 座面を上(Y軸方向)に移動します(作例ではY軸0.45の位置に).脚もY軸方向に移動(作例では0.228)
  9. 脚を外側に移動させます(作例ではX軸-0.12
  10. ピボットの▲をクリックして展開し,回転ピボットを表示チェックを入れ,ワールド回転ピボットのXの値を0にします(上図).これで原点のY軸を中心に回転させることができます
  11. もう3本の脚は特殊な複製を用いて作成しましょう.この脚を原点のY軸を中心にコピーさせながら回転させます編集>特殊な複製□ を選択し
  12. 90度回転させながら3回コピーするよう設定(下図)し,特殊な複製を押します
  13. 脚が4本になりました
  14. 次に脚乗せをトーラスを使って作成しましょう.作成>ポリゴンプリミティブ>トーラス を選択します
  15. 半径0.12,断面の半径0.005,軸の分割数40,高さの分割数20にし,作成を押します
  16. 作成されたドーナツをY軸で0.15の位置に移動させます
  17. 座面を選択し,マウスをプレスしエッジモードにします
  18. 角のエッジをダブルクリックで選択し,エッジループを選択します
  19. スケールをかけて,面取りをおこないます
  20. 中心の頂点を選択して高さ調整などもしてみましょう
  21. 座面を親にして,他の要素を親子付けをしましょう
  22. その他,気になる部分があれば頂点,エッジ,ポリゴンを移動などして修正したり,ベベルなどをつけてみましょう