CGにおけるレンダラー(描画プログラム)は,内蔵のものだけでなく,そうでないものもいくつかある.
Mayaでは,Mayaソフトウェアのレンダラーが標準で,それ以外にもMentalRay(光学現象の再現が得意),RendarMan(Pixarのアニメーションでおなじみ),V-Ray(こちらも光学現象の再現が得意),Arnold(簡単に使用できる)等が使用できる.
以下Maya2018にて説明
- Maya2018はArnoldがインストールされている.使用可能にするには,ウィンドウ>設定/プレファレンス>プラグインマネージャを開く
- mtoa.bundleの項目2つをチェックし,Mayaを再起動する
- 適当なモデルを配置する
- タブからArnoldを選択する
- こちらにはArnoldレンダリング専用のライトや環境光が用意されている
- この中のCreate Physical Skyを選択,大気光のシミュレート球が作成される
- マテリアルもArnold用に作成する必要があるので,ウィンドウ>レンダリングエディタ>ハイパーシェードを選択
- ArnoldのカテゴリのaiStandardSurfaceを選択し,マテリアルを作成する
- 作成したマテリアルのプリセットをプレスすると,予め設定されたマテリアルが使用できる.ここからChrome>置き換え を選択する
- Arnoldを使ってレンダリングする